Ryan Driver 「Careless Thoughts」
この商品のレビュー
サンドロ・ペリ、エリック・シェノーら、現在充実を極めているカナダのトロントを中心としたフォーク/ジャズ系インディー・シーンの代表アーティストにして、即興音楽家/マルチ・インストゥルメンタリスト/シンガー・ソングライターのライアン・ドライヴァー。
シックなアンサンブルと前衛的なアレンジ、チェット・ベイカーを思わせる胸を打つヴォーカルが絶妙に融合した 2014 年の名作『プレイズ・スティーヴン・パーキンソン・ソングブック』は「21世紀のスタンダード」集と呼ばれ、アプレミディ・レコーズから国内盤リリースされスマッシュ・ヒット。
本作はソロ名義ながら、前作のロマンティックなヴォーカル・アルバムとしての魅力を純化させ、アコースティック&ジャジーなバンド・アンサンブルをストリングスやヴィブラフォンが優美に彩る素晴らしいサウンド・プロダクション。さらに、創造性豊かで刺激的なサウンドを生み続けるトロント・シーンのアーティストならではの、捻りの効いたアレンジや絶妙かつ効果的なエレクトロニクスが、切なくも温かなヴォーカルの魅力を際立たせます。ジャンルを超えて多くの人の胸を打つ傑作が、前作に続いてアプレミディ・レコーズから国内盤として登場です。
ジャズ・スタンダード、ポピュラー・ヴォーカル、フォーク、ポップスまで、チェット・ベイカーやナット・キング・コールからつながる、人の心を捕らえて離さないロマンティックで甘美な名曲たちの系譜。本作はその新たなるスタンダードとして、そして現在進行形のヴォーカル・アルバムとして、ジャンルを超えて多くの人に聴かれるべき傑作です。
【Track List】
01. They Call This Everything
02. It's Nothing Time
03. Careless Thoughts
04. I Guess I Won't Be Going Home
05. Love
06. It Must Be Dark Tonight
07. The Seasons The Months And The Days
08. Olive Tree
09. There Once Was A Sky
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