Mark Kavuma 「Kavuma」
この商品のレビュー
ウガンダ共和国出身のトランペット奏者 マーク・カヴューマは、ウィントン・マルサリス、ムラトゥ・アスタトゥケ、ウェイン・ ショーターら数々のレジェンドからラヴ・コールを受ける若き有望株。
本人の洒脱な雰囲気を裏切ることなく鮮やかに繰り出される、50年代にタイム・スリップしたかの様なその豊かな作風は、時代やトレンドを超越した場所で鳴る、あまりにも痛快なハード・バップ。 カルテットからセクステットまで率いる彼のデビュー作となるこのアルバムには、ジョン・コルトレーンを彷彿とさせる情熱的なM1から、ラスヴェガスに流れ込む様にゴージャスなM2など、様々なアイディアが並ぶ。特にM7でのタップ・ダンサーとの競演は、彼がハウスバンドを率いる、ダンスフロアのあるジャズクラブ“Floor Rippers”の熱気を伝える最高のドキュメント。この時代において、かつてアート・ブレイキーやセロニアス・モンクの繰り広げた狂乱の夜を蘇らせ、同時に録音物としてのマイルスやビル・エヴァンスの領域に立ち入ろうとする、野心と情熱に溢れた姿勢が美しい。
【Track List】
1. Into The Darkness
2. Carolina moon
3. Modibo
4. Barbar G
5. Papa Joe
6. Abide With Me
7. Church
8. Papa Joe – alternate take
9. Church – alternate take
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