Alva Noto & Ryuichi Sakamoto 『‘TWO’ – live at Sydney Opera House』
この商品のレビュー
長年コラボレーションを行う日本人音楽家・坂本龍一とドイツ人音楽家アルヴァ・ノトことカールステン・ニコライによる2018年のシドニー・オペラハウスで行われたパフォーマンスがライブレコーディング作品としてアルヴァ・ノトのレーベル<NOTON>よりリリース。
クラシック、コンテンポラリー、ミニマリズム、そしてジャズのタッチさえも取り込んだ坂本流の非常に美しくエレガントなピアノの技巧と、アルヴァ・ノトの抽象的で繊細なエレクトロニクスがコントラストを描き、深く魅力的な相乗効果を生み出している。時にメロディアスで幻想的、時に優しくリズミカルで質感に富む空間的なサウンドは、暗く親密で、子宮の中に浮かんでいる感覚を呼び起こすような、無限に広がる形而的な空間から、圧倒的に胸を打つ美しい瞬間までを展開し、意図的に制御された音のボキャブラリーによる深遠な音の対話の中に2人の巨匠のスキルと自信を垣間見ることができる。
【Track List】
1. ‘INOSC’
2. ‘PROPHO’
3. ‘TRIOON II (LIVE)’
4. ‘SCAPE I’
5. ‘BERLIN (LIVE)’
6.‘ SCAPE II’
7. ‘MORNING + IANO (LIVE)’ ‘EMSPAC’
8. ‘KIZUNA (LIVE)’
9. ‘GITRAC’
10. ‘MONOMOM’
11. ‘PANOIS’
12. ‘NAONO (LIVE)’
13. ‘THE REVENANT THEME (LIVE)’
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