SjQ 「Torus」
この商品のレビュー
「SjQ」は、world's end girlfriendやno.9のリリースで知られる《cubic music》から2003年に『meme?』でデビュー、2009年に《HEADZ》より2ndアルバム『Animacy』を発表して以降は、映像作家Kezzardrixとのプロジェクト「SjQ++」で、オーストリア・リンツのメディア・アートの祭典「アルス・エレクトロニカ」にて準グランプリを受賞、あいちトリエンナーレに出演するなど、多方面で活動してきましたが、音源作品としては11年振りとなる新作アルバム『Torus』を遂に発表します。
『Torus』は、SjQが用いている即興性と作曲性を融合する手法によって制作されました。演奏者は、シンプルなルールに基づいて、交互に1,2音の短いパッセージを遣り取りし、拍節とはまったく違う概念を用い、ルールの連鎖だけで、「もつれ」た旋律とグルーヴをその場で生み出していきます。今回のアルバムに収録された10曲(+CD版のみボーナス一曲)は、この手法にて様々な実験を繰り返しながら収録されました。演奏自体にeditは施されておらず、ルールベースの即興演奏の記録としても必聴の一枚です。
レーベル《Leftbrain》は、今後のリリースとして、goatの日野浩志郎による新プロジェクトや、アーティストの荒木優光と、DJのDISTEST、そしてneco眠るの栗原ペダルによる3人組「NEW MANUKE」の初のアルバム・リリース等を予定しています。こちらもご期待ください。
SjQ
「即興と設計」の狭間を結節する音楽プロジェクト。プレイヤー同士の短いフレーズの遣り取りの連鎖から、<もつれ>による旋律とグルーヴを生み出し、楽曲を構築していく。
2010年以降は、音楽に軸足を置きながら現代アートシーンでも活動を展開。2013年、映像アーティストKezzardrixをメンバーに加えたプロジェクト[SjQ++]で、国際的なメディアアートの祭典・Ars Electronica2013・デジタルミュージック部門のAward of distinction(準グランプリ)を受賞。
2020年、11年ぶりとなるニューアルバム『Torus』をリリース予定。
【Track List】
1. motsure
02. hotsure
03. bure
04. co/o (呼応)
05. shisen
06. tektek
07. ・
08. yubi
09. soyogi
10. /
11. rad
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