Big Red Machine 「How Long Do You Think It's Gonna Last?」
この商品のレビュー
自分たちの楽しみから始めたとデスナーが語るビッグ・レッド・マシーンは、2018年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリース。デスナーが「構造化された実験主義」と呼ぶこのアルバムは、インプロヴィゼーションから進化し、ライヴで上手く機能するトラックを作るところに焦点があてられた。2019年、ヴァーノンがLong Pondを訪れた時、新しいビッグ・レッド・マシーンの素材は形になり始めた。最初の週で「Reese」「8:22am」「Latter Days」といった曲が作られ、「Latter Days」で歌われた子供時代のイノセンスやノスタルジアの損失がアルバム全体を定義するテーマとなった。その後の数ヶ月、二人は可能な限り会い、作業を進めた。パンデミックの初期、テイラー・スウィフトはデスナーにアプローチし、二人は後に『Folklore』『Evermore』となるコラボレーションをスタートさせた。自ら「creative blur(クリエイティヴ・ブラー/創造的なぼかし)」と表するこの時期、デスナーはテイラー・スウィフトとビッグ・レッド・マシーンの作業を同時に進めていた。
アルバムのタイトル『How Long Do You Think It's Gonna Last?』はテイラー・スウィフトによりつけられた。彼女はアルバムのテーマを直感的にまとめた。「1年前、僕らは一緒に仕事をしたことさえなかったんだ。コミュニティが拡大し続け、このアルバムに貢献したすべての人が音楽の中心にある感情に自然に繋がっているのは本当にクールなことだよね」とデスナーは語る。
テイラー・スウィフトの他、アナイス・ミッチェル、ロビン・ペックノールド (Fleet Foxes)、イルジー、ナイーム、シャロン・ヴァン・エッテン、リサ・ハニガン、シャラ・ノヴァ (My Brightest Diamond)、ラ・フォース、ベン・ハワード、ディス・イズ・ザ・キットなどがゲスト参加している。
【Tracklist】
01. Latter Days (feat. Anaïs Mitchell)
02. Reese
03. Phoenix (feat. Fleet Foxes and Anaïs Mitchell)
04. Birch (feat. Taylor Swift)
05. Renegade (feat. Taylor Swift)
06. The Ghost of Cincinnati
07. Hoping Then
08. Mimi (feat. Ilsey)
09. Easy to Sabotage (feat. Naeem)
10. Hutch (feat. Sharon Van Etten, Lisa Hannigan and Shara Nova)
11. 8:22am (feat. La Force)
12. Magnolia
13. June’s a River (feat. Ben Howard and This Is The Kit)
14. Brycie
15. New Auburn (feat. Anaïs Mitchell)
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