Catbug 「slapen onder een hunebed」
この商品のレビュー
ベルギーのアントワープで活動するSSW、Catbug ことポーリーン・ロンドーの大傑作アシッド・フォーク作品。
豊潤に香る弦、たおやかに実る歌。 そこはベルギー郊外にある静かな村。小さな農場を営みながら歌を紡ぎ、「ファーマー・ソングライター」を自称する、Catbugことポーリーン・ロンドーによる珠玉の2ndアルバムが届きました。本国で高い評価を受けたデビュー・アルバム、『Universe』(2018年)を発表以降、ここ日本では広くその名が知られることはなかったものの、一部の熱心な音楽愛好家の耳を確かに捉えてきました。本作に収められた楽曲の数々は、アコースティック・ギター、トイ・ピアノ、バーンスリー(インドの竹製横笛)等による、陽の光をたっぷりと含んだ穏やかなバッキングを背に、か細く透度の高い声で、囁くように歌い紡がれています。それはジュディ・シル、リンダ・パーハクス、ヴァシュティ・バニヤンを始めとした、音楽史にその名を深く刻む、いわば非メジャー系女性シンガーソングライターのアイコンたちを正統後継するものといえるでしょう。
【Track List】
1.bereklauw
2.oude zomers
3.vogeltrek
4.valkenoog
5.vervliegt
6.spidersong
7.kangoeroes in australië
8.geest in november
9.klassiekers
10.hunebed
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