Aerofall 「Rh」
この商品のレビュー
ポストパンク、オルタナティブ・ロックなどのルーツと美学を突き詰めたニューアルバム!
東欧シューゲイザー・シーンにおいて、最も個性的で代表的なバンドとして知られている Aerofall(エアロフォール)は、The FallやUSオルタナティブ・ロックをルーツに持つ事を公言している。デビュー当時からその片鱗をのぞかせてはいたが、最新作『Rh』で、それはエッジーで明確な“形”となった。Shame、Fontaines D.C、Viagra Boysなどの UK/EU ポストパンク・シーンにも重なる部分はあるが、彼らには無い、アンニュイな女性ボーカルを活かしたシューゲイズ・サウンドを巧みに組み込んでいる。また、Softcult、VEROなどオルタナティブロック色を打ち出すフィメール・ボーカルの新世代シューゲイズ・バンドが増えている昨今、デビュー当時は異端であったAerofallのサウンドこそ、その先駆けとも言える。様々な困難を乗り越え完成させた最新作は、野暮ったい部分を削ぎ落し、スタイリッシュにスケールアップ。ドリームポップへ傾倒するUS/UKシューゲイザーとは別の進化を遂げた新たなサウンドは、多くのリスナーに歓迎されている。
“世界で起きているあらゆる"悪"や困難"に対して、みんなをひとつにする音楽があることを伝えたい。すべての人に平和を。”
̶̶Yana Komeshko(vocal,guitar)
【Track List】
1. Loose Ends
2. Stunning Haze
3. P.S.
4. Crystal
5. Ripe Heather
6. Everywhere You Shoot
7. Heads
8. Trails
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