FAGO.SEPIA「THE RESUME」
この商品のレビュー
それぞれ別のバンドに所属していたメンバーが集まり、2002年に結成。その1年後の2003年には、彼ら初の音源となる「diy」を完成させる。ギター・ベース・ドラムが織り成す切れ味のよいサウンドと、ベッドルームミュージックからリズミカルなものまで幅広く手がける多様な音楽性を武器に、元GY!BEのメンバーが率いるバンドFly Pan Amとの共演や、パリでのライブ活動を精力的にこなして、新人ながらも大きな注目を集めることとなる。さらに、The Redneck Manifesto、The Dragon Rapide、John Makayらとステージを共にし、fago.sepiaの楽曲をパンクやハードコアアレンジでリミックスしたいというバンド(Amanda Woodward、Funeral Diner、Unlogistic等)から熱烈なオファーを受けるなど、着実にファンを獲得していった。
2006年、ファーストEP「l’ame sure ruse mal」をリリース。同作品は世界中の音楽批評家から非常に高い評価を受け、Vital Weekly、Comunicazione Interna、Music Boom等、数誌にわたり好意的なレビューが掲載された。また、The Silent Balletにおいては“Top 50 Instrumental Release of 2006”にランクインするという快挙も成し遂げている。同年の終わりには新ドラマーをメンバーに迎え入れ、その加入に合わせて既存の楽曲をエネルギッシュかつパワフルにアレンジ。この新しいメンバー編成によって、彼らの創作意欲がさらに沸き立つこととなる。
2008年、かねてより交流があった京都のポストロックバンドLOW-PASSとのスプリット盤「LOWPASS/fago.sepia SplitCD」をFriend of Mineよりリリース。同作は、日本とフランスという国を超えてお互いにアプローチした意欲的な作品に仕上がっており、国内外の数多くのリスナーを虜にした。以降、引き続きライブ活動に勤しみ、PenninesやEnemiesとの共演を果たすなどして、マスロック界を盛り上げる要注目バンドのひとつに数えられるまでに成長していく。
01. quatorze
02. quinze
03. 十五
04. 十四
05. douze
06. dix
07. six
08. neuf
09. trois
10. huit
11. cinq
12. sept
13. un
14. quatre
15. deux
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