OWEN 「L’AMI DU PEUPLE」
この商品のレビュー
Cap'n Jazz、Joan of Arc、American Football、Owls... 数々の伝説的なバンド・メンバーとしても活動してきた異能マイク・キンセラ=Owen (オーウェン)。
鮮やかなサウンドスケープが、新たなフェイズを感じさせる通算7作目。
前作『GHOST TOWN』(YOUTH-138)から2年弱、いつもより一足早く、真夏に向けて届けられた本作は、前作同様、Bonnie "Prince" BillyやAndrew Bird、Iron & Wineなどを手がけるNeil Strauchをプロデューサーに迎えて制作される。しかし、そのアプローチはこれまでと全く異なり、完成された曲を数週間で録り上げるのではなく、曲作りの初期の段階からNeilを巻き込み、二人で様々なアイディアを出し合いながら、数ヶ月かけてじっくりと練り上げていった。結果、マイクのこれまでの作品のどれとも違う、鮮やかな彩りが施された作品となった。女性コーラスや軽快なドラムなどを含んだカラフルなアレンジメントの中から浮かび上がる滋味溢れるマイクの声を堪能できる。
Owenとしてデビューして12年、コアは全くぶれずに、しかし着実に進化を続ける異能マイク・キンセラが到達した新たな金字塔たる7thアルバム。
[Tracklist]
01. I Got High
02. Blues to Black
03. Love Is Not Enough
04. Coffin Companions
05. The Burial
06. Bad Blood
07. Who Cares?
08. A Fever
09. Where Do I Begin?
10. Vivid Dreams
11. THE BURIAL
12. CALL YOUR GIRLFRIEND
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