★予約★ Dry Cleaning 「Secret Love」
この商品のレビュー
※予約商品含む複数ご注文の場合、予約商品入荷後まとめて発送いたします。即発商品を先に発送をご希望の場合は別途ご注文下さい。
※流通や制作上の都合により、入荷遅延や発売中止/取り扱い中止となる場合がございます。
フローレンス・ショウ(vo)、トム・ダウズ(g)、ニック・バクストン(ds)、ルイス・メイナード(b)の4人で構成されるスポークン・ワードの系譜を受け継ぐバンド、ドライ・クリーニングが、3rdアルバム『Secret Love』を〈4AD〉よりリリース。
プロデュースはホースガールのアルバム『Phonetics On and On』も手がけたケイト・ル・ボンが担当し、ギラ・バンドのアラン・ダガンとダニエル・フォックスも参加している。
メンバー間の深い友情から生まれたドライ・クリーニングの表現の到達点といえる作品『Secret Love』で、バンドはロックのアヴァンギャルドに身を置き、80年代初頭のアメリカン・パンクやハードコアが映し出したレーガン時代の偏執的な空気を触媒に、キース・リチャーズを思わせる渋く乾いたギターリフ、ストーナー・ロック、ディストピア的退廃、遊び心に満ちたノーウェイヴ、そして牧歌的なフィンガーピッキングを融合させている。さらにフローレンスの朗読的ヴォーカルは、バンドメイトが紡ぐサウンドスケープに綿密に呼応しつつ、ローリー・アンダーソンからライフ・ウィズアウト・ビルディングスのスー・トンプキンスへと連なるスポークン・ワードの系譜に自身を位置づけている。
『Stumpwork』に続く本作『Secret Love』は、ペッカムのリハーサル・スペースから始まった。4人全員が同じ部屋で曲を書き、演奏し、互いに呼応し合う──ドライ・クリーニングにとって、音楽と歌詞は切り離せない、有機的に生まれるひとつの全体なのだ。『Secret Love』は、シカゴにあるジェフ・トゥイーディのスタジオThe Loftでの充実したセッション、ギラ・バンドのアラン・ダガンとダニエル・フォックスとともにダブリンのSonic Studiosで行われた爆発的なセッションを経て、それぞれの空間が持つ音響的特性を存分に活かしながら進化を遂げた。そして最終的に、ロワール渓谷のBlack Boxでケイト・ル・ボンとともに完成された。複数の候補プロデューサーと面談したのち、バンドが選んだのはケイト・ル・ボンだった。彼女は高く評価されるソロ・アーティストであると同時に、ディアハンター、デヴェンドラ・バンハート、ウィルコ、ホースガールといったアーティストの作品も手がけてきた。その理由は、彼女の率直なポジティヴィティと開かれた姿勢にあった。ケイトはこう語っている。「彼らと同じ部屋にいて、その場で流れる生命力や活気を耳にしたとき、まさに唯一無二の表現だと思った」。
解説書/歌詞対訳付き/ボーナストラック追加収録
【Track List】
01. Hit My Head All Day
02. Cruise Ship Designer
03. My Soul / Half Pint
04. Secret Love (Concealed in a Drawing of a Boy)
05. Let Me Grow and You’ll See the Fruit
06. Blood
07. Evil Evil Idiot
08. Rocks
09. The Cute Things
10. I Need You
11. Joy
12. The Cute Things - Tascam Version (bonus track for Japan)
13. Let Me Grow and You'll See The Fruit - Tascam Version (bonus track for Japan)
ツイート