Peno「Nebula」
この商品のレビュー
2010年から約1年半かけて製作されたこのファースト・ミニ・アルバムは安藤暁彦(狂うクルー、Polylis)、福島次郎(my girlfriend's record、オワリズム弁慶)、、芦田勇人(YUMBO、oono yuukiバンドのサポート、音源完成後にpenoより脱退)岸田佳也(トクマルシューゴバンド、王舟、シャークニャークス、スッパバンド、muffin他)とこれまた様々なシーンで活動する多彩なメンバーにより製作。またOTOTOI GROUPの片岡敬もギターで参加している。
朴訥な歌いまわし、メランコリックなサックスのメロディー、それらを優しく包み込むピアノ、ギター、ベース、ドラム、管楽器のアンサンブル。
モノクロな音像の中にも暖かみが感じられるそのサウンドはまるで幼い頃に聴いた子守唄のようにも聴こえる。
メロディーと即興性のゆらぎから産まれるハーモニーは素晴らしい。
マスタリングは中村総一郎が手掛けている。
【Profile】
2008年、マルチプレーヤーの水谷貴次と芦田勇人を中心にベースの福島次郎が参加し、東京で結成。
2009年から Penoの名義でエレクトロニクスを使ったドローンやノイズを主体とした演奏活動を開始。同年11月に meso meso の2ndアルバム「SPOON」 のリリースパーティに出演する(w/ meso meso, Lau Nau )。
2010年以降は管楽器等の生楽器を多用するなど、従来のドローン/ノイズにポップ/フォーク/カントリーの要素も加えてゆき、と同時に3人のメンバーを核にしつつも複数の流動的なゲストメンバーを交えた、より変則的な演奏活動も行ってゆく。
その中で、ドラムスの 岸田佳也と、サックスの安藤暁彦が2010年より固定メンバー化する。5人編成で音源の製作を開始。
2012年3月、1年半を経て完成。 完成後に 芦田勇人が脱退。5月、同ファースト・ミニ・アルバム「Nebula」を鳥獣虫魚よりリリース。
またこれまでのライブではシャムキャッツの藤村頼正、OVUMの徳田勇、ARTLESS NOTEの関根純理、GROUNDCOVER./fukuroのもんでんやすのり、惑星のかぞえかたの石坂智子らが参加している。
1. Nebula
2. Nishibi
3. Maru
4. Kaido
5. Untitled
6. March of Pigs and Cows
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