Glissandro 70 「G70 2: Bones Of Dundasa」
この商品のレビュー
本作は、過去10年にわたる録音素材をもとにした「アルバム」と「アーカイブ」の中間的作品で、一度は放棄・消失した音源を再発見し、修復・再構築して完成した。2016年、制作中の音源は棚上げされ、さらに誤って削除されるという事態に見舞われたが、2024年にラフミックスが発見され再始動。
Fela Kuti、Philip Glass、Pharoah Sandersという3人の巨匠に影響を受けた10人編成ジャズバンドDun-Dun Bandを率いるCraig Dunsmuir と、スタジオワークの達人であり、トロント版カエターノ・ヴェローゾとも称されるSandro Perri の対照的な個性が融合。リズム重視でトランス的なリフを得意とするDunsmuirと、音響的実験や反復を重ねるPerriが互いに補完し合い、独自のサウンドを形成している。今作では、従来の長尺リフ中心から離れ、短く断片的で実験性の高い楽曲が多く、ドラムパッドや音響加工を駆使した自由度の高い構成が特徴となっている。
冒頭曲はArthur Russellのカバーで、最も古い録音と最新の要素が共存する象徴的な一曲。ほかにもインダストリアルやポスト・ダブステップの影響、ラウンジ的な要素など多彩なスタイルが展開される。Ryan Driver(フルート)とJeremy Strachan(サックス)もそれぞれ参加。アルバムの最後は、Dan Bodanによる未発表の2006年リミックス「Bolan Muppets」で、20周年にふさわしい華やかな締めくくりとなっています。
【Tracklist】
01. Lucky Cloud (feat. Peter Zummo)
02. Jackpot Pothole Eleven
03. Tomber
04. Aquatint
05. Pad Tide
06. Villa Inerane
07. Howler Hiccup (VC-10 Eternal Selectric)
08. I'm Honkin' Here
09. Five Five Three (feat. Jeremy Strachan)
10. Five Three Three (feat. Ryan Driver)
11. You The Vandal
12. Bolan Muppets – Dan Bodan Remix
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