★予約★ Asa Tone 「Mutualkind」
この商品のレビュー
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声がリズムになり、リズムが旋律になる。
インドネシア、メキシコシティ、ベルリン、ニューヨークを結びながら生まれた、オーガニックかつ鮮烈なエレクトロニック・ミュージック。
Melati ESP、Tristan Arp、KaaziによるAsa Toneが待望のニュー・アルバムを完成。インドネシア、メキシコシティ、ベルリン、NYを結びながら制作された、身体的なグルーヴと未知の音響感覚に満ちた傑作。
オランダ・アムステルダムを拠点に、アンビエント、ニューエイジ、第四世界、実験音楽など、時代や地域を越えたユニークな作品を発掘/紹介し続ける名門Music From Memoryから、Melati ESP、Tristan Arp、Kaaziによるコラボレーティヴ・プロジェクト、Asa Toneのニュー・アルバム『Mutualkind』が登場。
2019年の『Temporary Music』、2025年にAriel Kalmaとの共作『○』を発表してきた彼ら。本作はインドネシア、メキシコシティ、ベルリン、ニューヨークという異なる土地を行き来しながら、遠隔で音を交換するプロセスを通じて制作された。
アルバムの核となるのは、異なる土地、経験、音楽的アプローチを持つ3人の間に生まれる**「共有言語」**というアイデア。
Tristan Arpによる電子ハンド・パーカッションがMelati ESPの声の断片をリアルタイムでトリガーし、話し言葉や音素を偶然性を取り入れたリズム・プロセスによって自在に再構築。声はパーカッションへ、リズムはメロディへと姿を変え、それぞれの演奏の境界が溶け合いながら、唯一無二の有機的なグルーヴを生み出していく。
「Second Language」「Watertalk」など一発録りのライヴ・レコーディングから生まれた楽曲がある一方、遠隔で音を送り合いながら時間をかけて組み上げられた楽曲も収録。インドネシアで行われた最終セッションにはバリ島のパーカッショニスト、Putu Septaが参加し、伝統打楽器ケンダンを演奏している。
ケンダンの生々しい響きと、モジュラー・シンセ、FM音源、電子ドラム、MIDIウインド・インストゥルメント、そして絶えず姿を変えるMelatiのヴォーカル。アコースティックとエレクトロニック、伝統と未来、即興とプログラミングが軽やかに交差し、どこか異世界的でありながら、強烈な身体性を備えた音響空間を作り上げている。
音は引き伸ばされ、途切れ、細かく刻まれ、再配置される。そこには曖昧な国境、消えゆく風景、変容する生態系といった現代世界のイメージが映し出されながらも、本作を貫いているのは分断ではなく、互いに耳を澄まし、即興し、離れては再び出会うことで、「共有できる何か」を育てていくことへの眼差しだ。
声と楽器、電子音と生楽器、自己と他者。その境界を自由に行き来しながら生まれた、摩訶不思議で瑞々しく、そして抜群に気持ちいいエレクトロニック・ミュージック。
Music From Memoryファンはもちろん、アンビエント、第四世界、エクスペリメンタルからレフトフィールド・クラブ・ミュージックまでを横断するリスナーに強く推薦したい一枚。
【Tracklist】
01. Second Language
02. Jalur-Jalur
03. Soft Fascination
04. In Vanishing Landscapes
05. Ember
06. ( )
07. Voicemap 1
08. A Tiny Now
09. Watertalk
10. Hidden Channel
11. Unlayering
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