C DUNCAN 「ARCHITECT」
この商品のレビュー
クラッシックにモダン・ミュージックの要素を融合させたコンテンポラリーなドリーム・ポップを鳴らすグラスゴーのSSW、C・ダンカン。既に全英で大きな話題となっているシングルも全て収録された傑作デビュー・アルバム『アーキテクト』が完成。
1989年生まれ。スコットランドのグラスゴー出身。クラシック・ミュージシャンを両親に持ち、幼少時代は音楽に囲まれて育った。最初に始めた楽器はピアノとヴァイオリンで、10代の頃にはスクール・バンドに参加。ギター、ベース、ドラムも演奏し始めた。しかし、クラシックの作曲や演奏も続け、結果、ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ミュージック・アンド・ドラマ(現、ロイヤル・コンサーヴァトワール・オブ・スコットランド)に入学。そこで本格的に作曲を学んだ。こうしたバックグラウンドから、C・ダンカンの音楽はクラッシックとモダン・ミュージックが混ざり合ったものと言える。
当デビュー・アルバム『アーキテクト』にもそうした要素は色濃く表れ、コーラスのハーモニーとアコースティックな楽器が見事に融合。まさにコンテンポラリーなドリーム・ポップ的内容となっている。アルバムはグラスゴーの自宅で一人でレコーディングされ、それがピュアで魅力的なローファイ・フォークなサウンドの形成に一役買っている。事前にリリースされ、大きなラジオ・オンエアを獲得し、The GuardianやNMEにも取り上げられたシングル(「Garden」「Here to There」「Say」「For」)も全てアルバムに収録。7月にサマセット・ハウスでおこなわれるベルセバのライヴのサポートも決定している。また、彼は画家としても活動。スコットランド中で展覧会も開かれ、音楽作品のアートワークも全て彼が手掛けている。
【Track List】
01. Say
02. Architect
03. Silence and Air
04. For
05. He Believes in Miracles
06. Garden
07. Here to There
08. By
09. New Water
10. Novices
11. As Sleeping Stones
12. I'll Be Gone By Winter
ツイート