次々と通り過ぎる花が残すあざやかな香りのように、ダジャレを思いついてしまったあとの長い残響。
休日を過ぎても響く、花の名前の休日。 − 細馬宏通 −


メロディが言葉を呼び、その言葉がまたメロディを招く。
花から種が落ち、その種がまた花を咲かせるように。MELODY KOGAさんによるピアノの弾き語りは、世界の絶え間ないいとなみとしてある。
そういう表現は意味の水準を超えたところで、笑わせ、感動させる。この新作を待ち焦がれていました。
− 矢野利裕 −


『FLOWERS』について

・前作『Juliet』には「外国人女性」をテーマにした歌を99曲収めました。2008年より作り始めた、最初期の歌がメインとなっていました。
・今作『FLOWERS』には「花」をテーマにした歌を99曲収めました。私にとって2番目に古い、2011年に作った歌（東日本大震災の直後に制作開始）がメインとなっています。
・当時71曲入りのCD-R 音源として発表しました。
・その後幾度となくライブで歌ってきました。時を経て歌の質が当初と大きく変わってきたように思い、再びレコーディングするタイミングを探していました。
・この度、最初の音源の曲を10曲程リニューアルし、さらに30曲程新曲を追加し、気持ちを新たに99曲レコーディングしました。
・曲順に関しても検討を重ね、現在の感覚に合うよう再構成しました。
・ピアノはスタインウェイのベビーグランドを使用しました。
・「画家が絵を描くように」という思いで、レコーディングからデザインまで、全てを一人で行いました。
・ジャケットには、アンティークショップで購入した真鍮製の花瓶の写真を使用しました。
・この花瓶は、歌瓶でもあります。アルバムに収めた99種の「歌の花」を活ける器となれば嬉しいです。
MELODY KOGA Dec. 2017（HPより）

【Track List】
01. ヒヤシンス
02. カスミソウ
03. ノバラ
04. シロツメクサ
05. マーガレット
06. ユキヤナギ
07. カサブランカ
08. ポピー
09. アネモネ
10. カモミール
11. シュンギク
12. ナノハナ
13. スミレ
14. ラン
15. ライラック
16. スイートピー
17. フリージア
18. エーデルワイス
19. アルストロメリア
20. モクレン
21. シャクヤク
22. ヒメジョオン
23. パンジー
24. グラジオラス
25. クロッカス
26. スズラン
27. ハナミズキ
28. ブルースター
29. シダレサクラ
30. ジンチョウゲ
31. スイレン
32. ドクダミ
33. ツツジ
34. カーネーション
35. アヤメ
36. アジサイ
37. ツユクサ
38. アサガオ
39. アザミ
40. ユキノシタ
41. キンギョソウ
42. カンナ
43. ダチュラ
44. ヒマワリ
45. ハイビスカス
46. サルスベリ
47. ゴクラクチョウカ
48. カタバミ
49. オオイヌノフグリ
50. ツキミソウ
51. カラー
52. オシロイバナ
53. ツリガネソウ
54. クレマチス
55. ホウセンカ
56. カトレヤ
57. ボタン
58. ヒルガオ
59. ミヤコワスレ
60. トルコキキョウ
61. トリカブト
62. クロユリ
63. シャガ
64. ラッパスイセン
65. マンジュシャカ
66. リンドウ
67. シクラメン
68. クリスマスローズ
69. アマリリス
70. ブーゲンビリア
71. サルビア
72. リュウゼツラン
73. キンモクセイ
74. コスモス
75. アカシア
76. サザンカ
77. ムクゲ
78. ラベンダー
79. カキツバタ
80. クチナシ
81. フクジュソウ
82. レンゲ
83. チューリップ
84. コチョウラン
85. ダリア
86. テッポウユリ
87. フジ
88. ゲッカビジン
89. ワスレナグサ
90. ユウガオ
91. ミズバショウ
92. タンポポ
93. レンギョウ
94. トケイソウ
95. ナデシコ
96. マリーゴールド
97. ルピナス
98. ガーベラ
99. ツバキ