Marker Starling 「Diamond Violence」
この商品のレビュー
日本デビュー作『Rosy Maze』以来、7年ぶりとなる地元トロント制作での完全オリジナル曲集。
ソウル、AOR、ソフト・ロック、ブラジル音楽etcを巧みに消化した音楽性+ロバート・ワイアットの再来とも称されたテンダーな歌声を武器に、驚異的なハイ・アヴェレージでメロウ&スムースな傑作を紡ぎ続けるクリス・A・カミングスakaマーカー・スターリング。ステレオラブ、ベン・ワット、カシン、ニコラス・ケルゴヴィッチ、I Am Robot And Proud、LAKEなどミュージシャン達からも絶大な支持を集めるマーカー・スターリング、2020年のショーン・オヘイガン(ハイ・ラマズ)プロュースによる傑作『ハイ・ジャニアリー』以来2年半ぶりとなるニュー・アルバム。
マントラー時代からの盟友ザック・Gのプロデュースにより地元トロントでじっくりと制作された本作。フランス録音『アイム・ウィリング』(2016)、トロント録音なれどマントラー時代のリメイクを中心とした『アンカー・アンド・アンパーサンズ』(2017)、ドイツ録音『トラスト・アン・アマチュア』(2018)、UK録音『ハイ・ジャニアリー』と続いたため、トロント制作のオリジナル新録集としては、マーカー・スターリングへの改名後初のアルバム『ロージー・メイズ』以来実に7年ぶり。ゲストは故アーサー・ラッセルのコラボレーターとして知られるピーター・ズンモ(トロンボーン)のみに抑え、気心の知れたトロントでのライヴ・バンドを全面起用することにより、かつてないほどに骨太でグルーヴィーな仕上がり。クリスと共に10/7発売のシャバソン&ケルゴヴィッチ『アット・スカラムーシュ』にも参加、昨年発表のソロ・デビュー・アルバムも好評のドロシア・パースのコーラス・ワークも素晴らしい。70年代アメリカン・シネマを模したPVも最高なタイトル曲はじめ「インスタント・クラシック」な名曲揃い、新たな代表作の誕生。
※日本盤のCDのみ同郷スローンのカバーなど計5曲を追加収録。(Track 9〜13)
【Track List】
1. Diamond Violence
2. Out Of This Mess
3. End Of Summer
4. Diehards
5. (Hope It Feels Like) Home
6. Experience
7. OK To Need
8. Yet You Go On (Ft. Dorothea Paas)
9. Junk Filter Theme
10. Whatever's Easy
11. Starfucker (Andy Swan)
12. The Good in Everyone (Sloan)
13. Junk Filter Closing Credits
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