Enji 「Ulaan」
この商品のレビュー
ミュンヘンのジャズ・クインテット、フェイザーのポール・ブランドルのギター、モンゴル人コントラバス奏者ムングントフ・ツォルモンバヤル(Munguntovch Tsolmonbayar)のコントラバスと、彼女のヴォーカルによる盤石のトリオに加えて、本作『Ulaan』ではブラジル出身のドラマー、マリア・ポルトガルと、クラリネット奏者、ジョアナ・ケイロスが参加したクインテット編成によって、地に足の着いたフォークと陰鬱なジャズの融合を生み出しています。
文化を超えた共通体験、帰属意識と親和性への疑問が、このアルバムの重要なテーマです。エンジは自分探しの旅を続けながら、新しい役割に適応し、成長し続けています。『Ulaan』では、これまで以上に心をさらけ出していますが、ヴォーカリストとして、バンドリーダーとして、そしてストーリーテラーとして、彼女はまだ多くのものを与えてくれるでしょう。
前作に引き続き、Squamaレーベルの共同創設者でもあるミュンヘンのプロデューサー、マーティン・ブラッガーがプロデュースとミックスを担当しています。
【Track List】
01. Zuud
02. Taivshral
03. Duulnaa
04. Temeen Deerees Naran Oirhon
05. Vogl
06. Ulaan
07. Libelle
08. Picture / Three Shadows
09. Encanto
10. Uzegdel
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