Blushing 「Sugarcoat」
この商品のレビュー
Elastica、Curve、Veruca Salt、Lush、The Breeders、Smashing Pumpkinsなど、様々なバンドから影響を受けたBlushingは、過去のオルタナティブロックの最良の要素を想起させつつ、近年のDIIVやNewDad、Softcult、Wispなどの現代シーンとリンクする独自のスタイルを確立している。
Philip Odomがエンジニアリングを手がけたEP「Tether」(2017年)と「Weak」(2018年)をリリースした後、Ringo Deathstarrのエリオット・フレイザー(Elliott Frazier)と提携して2019年にセルフタイトルでデビュー。続くセカンドアルバム『Possessions』は、Piroshka/ex-Lushのミキ・ベレーニ(Miki Berenyi)がゲストボーカルで参加、Rideのマーク・ガードナー(Mark Gardener)がミキシング、マスタリングを手掛け、話題となる。
再びフレイザーとガードナーをエンジニアリング、ミキシング、マスタリングに起用して制作された『Sugarcoat』は、サイケデリアと甘美なポップに加えて、さらにオルタナティブロックの歴史を掘り下げた密度の高いサウンドに仕上がっている。「Seafoam」ではリードギターに元Smashing Pumpkinsのジェフ・シュローダー(Jeff Schroeder)が参加している。USツアーやLEVITATIONやSXSWへの出演、Snail MailやBlonde Redhead、Beabadoobeeなどとも共演を経て、2023年にはSoftcultと共に来日。今作収録の新曲も披露された。
【Track List】
01. Intro
02. Tamagotchi
03. Seafoam
04. Slyce
05. Silver Teeth
06. Sugarcoat
07. Fizz
08. Say When
09. Pull You In Two
10. Charms
11. Debt
12. Petals(Bonus Track)
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