Abstract Tokyo MC's 「東京ディクショナリー」
この商品のレビュー
作品のレコーディングまで2週間というなかで3月11日、日本最悪の事態が起きる。日本のトップ
クランクに対して、矛盾と合理的な解釈を繰り返す毎日。茨城、青森、メンバーの鉛筆は震える。同時に関東出身のメンバーも、東京という主題に再度立ち返ることになる。計画停電、街中で消えるネオン。
懐中電灯で照らし書いた歌詞。水が不足しバックパックには防災用具。外に出る、真っ暗な中で。星と息をする東京の情景が哀しく夜空を描いた。我々は何をすればいい?我々は何を書けばいい?同情すら偽りに聴こえて。偽りすら同情に思える。これは「中立地点からの日常」の変化。「ただの1日」を繰り返した記録だ。特別なことは書いていない。しかし、そこには偽りのない感情が散らばっている。
YSWSを初め都内各地でオリジナリティ溢れるパフォーマンスを繰り返す横浜の異端児Fizz。SSWSで
活躍するeBi。(決意を持ってUMB茨城に挑みベスト4を記録している)青森出身のナカザワニンジャ、DPP(デモプレスポッセ)からは引き続き練馬のZ.I.OーRAMA。マサキオンザマイクの集いのメンバー
(総勢15名からなるバトル集団)結成のきっかけとなった作品。
ZGRの2011年最後のリリースとなった今作、限定333枚!
01. CHILL CHILL TOKYO
02. 二通りの人生
03. 行き抜くコンクリート
04. 東京ポエジー/Fizz
05. トウキョウヘッドライト(DPP/DEMOPRESS POSSE!)
06. カタコトシチュー(SKIT)/マサキオンザマイク
07. アンダーグラウンドモラトリアム
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