bronbaba 「world wide wonderful world 」
この商品のレビュー
とうとうbronbabaが動き出した。
中心人物である西方龍は様々な新しいタイプの問題が生まれたリアルタイム、ハチロク世代、昭和61年生まれ。ロスト、ゆとり、平成の先駆けとしてカリスマ的な存在である。2011年、kilk recordsと契約。直後、震災。翌日、リアルタイムで本人が撮影した映像に未完成、未発表の楽曲全てを何の承諾も得ずに映像作品、『for side』、『moon side』をYouTubeに発表。これがこの時代に『何故か』口コミで徐々に広がり各分野のクリエーター、関係者から絶大な評価を受ける。
bronbabaの楽曲は世界崩壊後のゲーム、壊れたラジオ、不確かで実感のあるビジョン『映像』『音像』がはっきりと、どの色にも属さない、どの色の影響もうかがえる唯一の特別な世界観である。ニルバーナ、ソニックユース、マイブラ、シガーロス、downy、envy、ミッシェルガンエレファント…。
さらに今作のテーマは『回帰』『再生』『希望』と本人が公言しており、今まで以上に粗暴で繊細、絶妙の光と影、陰と陽のバランスで構成、完成されている。震災後、『最近の若い世代』は誰よりも敏感に生きる意味、存在の価値について考えている。その中で今最も大切なバンドはこのbronbabaなのではないだろうか?彼らがくだらない怒りや不満を削除する。
01.hello
02.world
03.sick
04.pico
05.end
06.drum
07.me
08.a-a
09.yoru
10.base
11.cuzu
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