THE PLEASANTS 「FORESTS AND FIELDS」
この商品のレビュー
デビュー当初よりDashboard Confessionalなどアメリカを代表するSSWからのリスペクトを受け、メインストリームでも成功を収めるアーティストであるAmanda Rogers。当時は日本国内においてもオンラインショップを中心に作品が爆発的なヒットを記録し、Redioheadの「No Surprises」やAt The Drive-inの「198d」のカバーを収録したEPも話題となった。Amandaはバンド活動に積極的に参加していた時期もあり、Vans Warped Tour 2005への出演経験などからエモやスクリーモ、パンク系のリスナーからの支持も得たが、そのように急激な刺激と変化を求め続けた結果、1度すべてに終止符を打つことにする。そして、自身のレーベルDo It Together Recordsを新たに設立し、作品のリリースや宣伝を全て自ら行うようになった。
そんな中、Amandaのライブでサポートを務めているバンドThe Sketchy IndiansのMike Mattaと始めたユニットがThe Pleasants。AmandaとMikeのユニゾンから生まれる絶妙なハーモニーは、聴く者を優しく包みこむような素朴なあたたかさがあり、そのあたたかみある空気感と質感が作品全体を通して感じられる。楽曲のほとんどは数少ない楽器で構成されており、2人が持ち味としているアコースティックなギターとピアノを上手く調和させることで、シンプルながらも奥の深いサウンドを展開している。古き良きアメリカンフォークの影響を受けつつも、根底にある世界観とバックグラウンドは常に保ち続け、まさにPleasantに歌い上げる彼らの音楽。既存のフォークミュージックとは一味違うその魅力にぜひ触れてほしい。 Amanda Rogersの音楽に対する気持ちは、彼女が音楽と出会った時と決して変わらない。このアルバムは、様々な音楽活動を通して生まれたAmandaの成長とポジティブな変化、そしてひたむきに力強く歌う姿を鏡のごとく鮮明に映し、彼女が今最高に音楽を楽しんでいることを証明してくれる。Elliot SmithやThe Beatles、Neil Young、Bright Eyes、Iron and Wine、Led Zeppelin、Radiohead、Pink Floyd、The Sketchy Indians、The Zombies、Nirvana、The Doors、Bob Dylan、Mamas and Papas、The Shins、The Violent Femmes、Johnny Cash、CSNY、Simon and Garfunkel等が好きな人は必聴!
01. Wounded Man
02. Cold Summer's Night
03. For All We Know
04. Shifting
05. Primrose Garden
06. Coyote
07. Our Father
08. Comtois Blues
09. Streets Of Darkness
10. Song For Nana
11. Adeline
12. Ghost On The Street
[BONUS TRACK]
13. In My Heart
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