TIE THESE HANDS 「COME ON」
この商品のレビュー
前作「We Work Out」から6年ぶり、ネブラスカ出身のTie These Handsが最新作「Come on」を遂にリリース。
切ないアルペジオから歪ませエモーショナルにかき鳴らすギター、そしてポップなメロディー。そしてなんと言ってもこのバンドの最大の特長とも言える、一度聞いたら忘れられない、どこか不安定ながら力強い歌声はギュッと胸を締めつけてくる。初期衝動的ロックのような粗さ、キラキラした爽やかさ、哀愁漂うノスタルジックな雰囲気、その全てを持ち合わせた不思議な魅力に満ち溢れたバンドである。
今作ではこれまでのギター、ドラム、ベースといったバンドサウンドに加え、ストリングスなどを導入し楽曲自体の表現力も一層深まりを見せている。しかしながら、この作品はあくまでシンプルである。それによって、より直接的に感情に訴えかけてくる力を持っている。
優しさ、懐かしさ、切なさ、そして未来への希望といった大切な感情がふんだんに詰まった、正に重要作である。
01.Sunshine State
02.Pro Choice
03.Body Language
04.Atlas
05.Connie Lou
06.Anniversary
07.Lawnmower
08.Sweet Voice
09.377
10.Push
11.Come On
12.Rocket Fist (Bonus)
13.Anniversary (Demo)
14.Sweet Voice (Demo)
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