空間現代 「空間現代2」
この商品のレビュー
2009年12月にセルフ・タイトルの1stアルバム発売以降、ZAZEN BOYS、Hair Stylistics、オシリペンペンズからのラブコールを受けて共演を実現させ、ライブ・バンドとしての実力を着実に磨き上げて来た空間現代。
エディット感覚を根底にして作られた複雑な楽曲構造を生演奏のみで構築するストイックなライブ・パフォーマンス、その両方の魅力が詰め込まれた傑作に仕上がった。
収録曲は彼らの近年のライブではお馴染みの楽曲が並ぶが、全ての楽器音をバラバラに一音ずつ録音した後、編集により曲として再構築するという手法が取られ(メンバーの古谷野が編集を担当)、これらにより生演奏とも打ち込みとも異なる未知なる聴取体験をもたらすような一枚となっている。
メンバーも愛聴するMark Fell(SND)や Traxmanなどアブストラクトなビートを特徴とするクラブ・ミュージック・ファンから、54-71 や にせんねんもんだい などストイックかつソリッドなバンド・サウンド好きにまでアピール!
01. 通過
02. 同期
03. 痛い
04. 不通
05. 誰か
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