Woodpigeon 「Thumbtacks and Glue」
この商品のレビュー
「マーク・ハミルトンの世界観を表現するためのプロジェクト」として2005年にスコットランドのエディンバラでスタートしたウッドピジョンは「カナダのスフィアン・スティーヴンス」あるいは「カナダのベルセバ」と評された2006年のデビュー作『Songbook』以降、これまでに70名以上ものバンド・メンバーが関わっている。
ドイツ系オーストリア人である祖父母の物語から自らのルーツをたどった前作『Die Stadt Muzikanten』以降、実際に彼の祖父母と母のバックグラウンドであるウィーンに移住し、主にソロで多くのツアーをこなし、シンガー・ソングライターとしての主体性と喜びを認識することで、大きな成長をとげた。
そして、待望の新作となる『Thumbtacks + Glue』
再び従来の自叙伝的でパーソナルなソングライティングへと立ち戻っており、その珠玉のメロディーはそのままに、サウンドは「オーケストラル・フォーク〜ポップ」という、彼の音楽が常にそのように評されてきたジャンルを完全に突き抜けた、より強靭なものへと変化。
これまでのウッドピジョンの楽曲では考えれなかったノイジーなギター・サウンドに驚かされる。胸を締め付ける繊細でビタースイートなマーク・ハミルトンの歌声と、豊潤なアンサンブルが織りなすクオリティーは、マムフォード・アンド・サンズやオブ・モンスターズ・アンド・メンといったヨーロッパの同時代のフォーク・ロック・バンドとも共振する。
新たにUKの老舗レーベルFierce Pandaと契約したことからもその実力が評価されたことの証明であり、今後より大きなステージでの活躍が期待される。
国内流通盤のみボーナストラック3曲と歌詞対訳のダウンロード・コードつき。
01. The Saddest Music In The World
02. Red Rover, Red Rover
03. As Read In The Pine Bluff Commercial
04. Children Should Be Seen And Not Heard
05. Little Wings
06. Sufferin’ Suckatash
07. Robin Song
08. Edinburgh
09. Hermit
10. Thumbtacks + Glue
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