ASUNA 「Aihara 1825, City Heim Kiri B-207」
この商品のレビュー
リード・オルガンをはじめとする生楽器やエレクトロニクスを使って、牧歌的な楽曲から、美しいアンビエント、ハードコアでサイケデリックなドローン・ミュージックまで様々な楽曲によって、国内外の多数のレーベルから作品を発表している音楽家、ASUNAの2枚組新作!
2008年にHEADZからリリースされた圧倒的な内容を持つ2枚組大作の『THIS』、その直後にリリースされた『Flowers』以来となる新作アルバム『相原1825、シティハイム桐B-207』がついに完成。
近年はコラボレーション・ワークや海外へのツアーを中心に活動していたが、東京から金沢へと拠点を移し、この5年間の時間を物語るようにじっくりと練り上げられた楽曲群は、録音時期が97年から2013年までに及ぶものであり、ASUNAの東京時代のみならずこれまでのキャリアを総括するような内容の大作としてここに結実。
非・ドローンとして断続音を100トラック以上重ねた楽曲から、アナログ・シンセのみによる電子音楽曲、様々な楽器による30曲以上の断片をひとつにまとめあげたものから、代名詞とも言えるリード・オルガンの楽曲など、それぞれフォーカスする音楽性や楽器が全く異りつつも、一貫した世界観で聴くものを引き込む大作4曲を収録。
2003年のLucky Kitchenからの正式なデビュー以降、今年で10周年を迎えるASUNAイヤーの幕開けを飾るに相応しい作品となった。
マスタリングは現在エンジニアとしても活躍するdetune./蓮沼執太フィルの石塚周太が担当。
【disc one】
01.Intermittent Notes, 99 Tones, 46 Keyboards. 29:30
02.3 Twigs, 3 Pools, 23 Reed Organs. 31:08
【disc two】
01.Sewing Grid Steps, 19 C Patterns, 2 Blue Synths. 28:44
02.Mountain Between Ice Cream from 30 Room Notes. 33:37
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