at her open door 「at her open door」
この商品のレビュー
夜中のベッドルーム、はたまた樹海の中のドープなレイブパーティー、ファッションショーの裏でひっそりと行われたドラッグパーティーなのか、白昼夢のようでもありビートが絡み合うサウンドは様々な情景を思い起こさせる。ただ、このアルバムはコンセプトアルバムではなく、その時に聴きたいと思った音楽をひたすら聴き倒した後に、物足りなさを感じた上で作った楽曲の集まりであり、自身の聴きたかった音楽の形を具現化したものである。音数は少ないが、沈むような低音と絡みあるビートはまるで洋楽のようでもあると形容するものも少なくない。
本作はBurial、Andy Stottのファンにはもちろん、James Blakeを好きな方にも十分衝撃を与えるサウンドである。ジャパニーズエレクトロシーンの最重要作品。
プロフィール
2007年よりat her open door名義で楽曲制作を始め、インターネット上を中心にトラックを発表、2009年からは様々な編成でライブ活動を行う。
現在はTaiki Kobayashi : vocal、programing、Takahiro Nakamura(support) : programing、effectの2人で活動をしている。
【Track List】
01. newtown
02. portrait in
03. ever better
04. otherwise
05. paradise
06. the dress
07. this will be our year (the zombies cover)
08. gazed flowers
09. washed out
10. air chamber
11. if you say
ツイート