Lööf (レーフ) 「Frog Songs For Whales」
この商品のレビュー
Lööf(レーフ)の待望の2ndアルバムは日本語をふんだんに取り入れたトイトロニカ・ポップに仕上がった!
前作「Miniature Garden」ではBjörk、Sigur Rós、múm等を彷彿とさせる北欧エレクトロニカ的な作風であったが、今作ではさらに外の世界へ飛び出し、新しい形のポップミュージックとして力強く存在している。
様々な音を用いながらもあくまでシンプルに描かれた本作は、エレクトロニカやポストロックに抵抗がある方、飽きた方にも純粋に心に浸透していくことであろう。そして、チヒロが歌う印象的な日本語はどこかノスタルジックで不思議な世界観を描き出している。
Loofプロフィール
2009年冬、東京にて結成。
Yasuto Koibuchi (gt, key, sampler, programming)、チヒロ (vox, lyrics, artwork)、Toshiaki Kanazawa (bass) によるエレクトロニカ / ポストロックバンド。
Yasuto Koibuchiによるシンプルなフレーズを複雑にオーバーダブしたサウンド、チヒロのアブストラクトなアートワークと歌詞、北欧の空気感を思わせるボーカルが特徴。
都内を中心にライブ活動も行っており、幅広い表現力のボーカルに生楽器を積極的に取り入れたパフォーマンスが多くの支持を得ている。
2011年1月、kilk recordsより1stアルバム「Miniature Garden」をリリース。
2012年、Toshiaki Kanazawa (bass) 加入。
2013年、Radioheadの「OK Computer」の全曲カバーコンピ「Helping Hand -Tribute To Radiohead」において名曲「Karma Police」をカバーし高い評価を得る。
また、自らの作品制作と平行して国内外のバンド、イベント等のリミックスワーク、アートワーク等を手がけ、クリエーティビティを発揮している。
[Tracklist]
01.Recurring
02.Whim
03.22℃
04.Vague
05.Atmosphere
06.Inkarusi
07.Frog Song
08.Trembling
09.Water Tree
10.Whale Song
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