Fernando Kabusacki 「The Champion」
この商品のレビュー
『ラック』前後から以前にも増して精力的に来日ツアーを重ね(3回のツアーで何と56公演!)、勝井祐二、山本精一、大友良英、七尾旅人、後藤まりこ、クラムボンのミト、原田郁子、テニスコーツ、SAICOBABA
トレードマークとも言える美しいアンビエンスを終始一貫して維持しつつも、血肉湧き踊るロッキンなギターやこぎみよいダンス・ビート、郷愁を誘うレイドバックしたムードが得も言われぬタイミングで絶妙に交錯した、この人らしい緩急と起伏に富んだサウンドスケープで、前作とはまた異なる景色を持った音のロードムーヴィーへと聴き手を誘う。
全16曲で48分、前作と好対照をなす簡潔な作品ながらも相変わらずの高密度で聴き応え十分。
フェルナンド・サマレア、サンチャゴ・ヴァスケス、マリナ・ファヘス、ロリ・モリーナ、ビクトリア・ソタリスほか、今回もアルゼンチンのシーンを代表する新旧様々なタレントたちがゲスト参加。
[Tracklist]
01. Welcome to 11
02. Roadrunner (ジョナサン・リッチマン)
03. The voice
04. Orchestral interlude I
05. Little Moses (カーター・ファミリー)
06. The bell
07. Everyday of my life
08. Orchestral interlude II: El gran salto
09. Kiki
10. Dark end of the street (ダン・ペン&チップス・モーマン)
11. Saeta
12. Las flores y el sol
13. The blue sky
14. The mercenary (エンニオ・モリコーネ)
15. Las lagrimas del campeon (part I)
16. Las lagrimas del campeon (part II)
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