Mikael Lind 「Intentions and Variations」(直筆サイン入り)
この商品のレビュー
*2017年 11月にサインしてもらったものです
アイスランドらしいサウンド・スケープで、ひとりシガーロスのような評価も見受けられるミカエル・リンド。パートナーの仕事の関係で2年ほどダブリンに移り住んだ後、再びアイスランドに戻りこのアルバムを本格的に制作。
これまでキラキラ感のある、明るいアンビエントのようなものが多かったため、次はダークにしようと思っていたそう。その言葉通り、全般には暗く重い雰囲気があるものの、ミカエル特有のキラキラ感は消せず、闇の中にきらめく光のように、むしろいままでよりも煌びやかに輝いている感じを受けます。
彼のこのアルバムのライブは、ベドルーム・コミュニティ・レーベルのスタジオ・マネージャーでもあり、エンジニアのポール・エヴァンスがバイオリンで参加。アイスランドの暗い夜を、音のうねりに身を任せると、そこに込められた感情の波が心中に流れ込んでくるような、そんなライブでした。
ポストクラシカル的な要素も盛り込まれたアンビエントで、暖かみのある音が心地いい。曲数は少ないながら、一曲が長めでゆっくりじっくり聴くことができるのもグッド。一度聴き始めるとずっとそのままループで聴いていることが多いアルバムです。
「ICELANDiaショップから商品説明を転記」
【Track List】
1.Intentions And Variations
2.Sleeping Pauper
3.Unyielding Rocks
4.With A Murmur
5.Eternal Weaver
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