ツチヤニボンド 「3」
この商品のレビュー
シーンからはみ出し続ける孤高のスタイルで存在感を示し、過去作の音楽的評価も高まる中発表される3rd アルバム。パーカッションに"森は生きている"の増村和彦、エンジニアに中村公輔を迎えた新体制でOSごとバージョンアップされたツチヤニボンド史上最高傑作である。
珍屋のカウンター越しで渡されたCDRを聴いた時の衝撃は今も忘れられない。このバンドが埋もれることは許されないと思い、プロモーションの手伝いを買って出て、『2』のライナーノーツ執筆を自ら申し出た。そのツチヤニボンドが再び動き出す。土屋が天然で放ってしまう圧倒的な《音楽の力》を感じ取ってほしい。地頭ならぬ地音の違いってやつを。
---- 柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
辺境音楽 from 和歌山高野山!!!!! でもこれがきっと今のスタンダード。ツチヤニボンドの音楽に出会ってからもう10年が経つけれど、土屋貴雅がやっていることはポップスのプログレッションそのものだから。
--- 岡村詩野
<ツチヤニボンド>
マルチプレイヤー土屋貴雅を中心に結成されたロックバンド。「はっぴいえんどxトロピカリズムモ」と称されたデビュー以降、サイケ、クラウト、パンク、ハウス、ワールドと分裂症的に音楽性を変化、拡張させながら普遍的なポップネスを掴み取るミクスチュアセンスは圧巻。
2011年発表の「2」は、MUSIC MAGAZINE 2015年8月号の「2010年代の邦楽アルバム・ベスト100」特集にて21位にランク・イン。
【Track List】
01. 亀卜
02. ヘッドフォン ディスコ
03. Gravity (PADOK)
04. Wait
05. ぷかぷか
06. フラッシュバック
07. スターシップ ガール
08. 20世紀青少年
09. Esa Tristeza (Edurado Mateo)
10. 悲しみでいっぱい
11. Juke Box Boogie
12. Bonus Track(初回限定)
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