Emma Frank 「Come Back」
この商品のレビュー
そんな興奮と期待感を抱かせるSSW/ジャズ・ヴォーカルの素晴らしい作品が生まれました。
バックを固めるのはNYジャズの精鋭達。アーロン・パークスが弾くピアノは繊細なタッチと美しいハーモニーで曲想を発展させ、ノスタルジックな情緒を加えるシンセと併せてアルバムの世界観を構築しています。少ない手数ながらツボを押さえた的確な演奏を聴かせるトミー・クレインとザック・ロバーのリズム隊、そして本作のプロデューサーでもあるフランキー・ルソーのサウンド・デザインまで、NYを拠点にシーンの最先端で活躍する才人達の仕事は注目に値します。収められた楽曲は、ウィルコのカヴァー②とサイモン・ミラードの書きおろし曲⑥以外はエマ・フランクのペンによるオリジナル曲。彼女の描き出すメロディーはオーセンティックな親しみやすさを持ち、可憐でソフトな歌声が耳に優しく響きます。
【Track List】
01. I Thought
02. Either Way
03. Two Hours
04. Sometimes
05. Promises
06. Dream Team
07. See You
08. Lilac
09. Before You Go Away
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