Morningdeer 「Blue For B」(LP)
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ハンガリー国内のエクスペリメンタル・ミュージック及びローファイ/ベッド ルーム・シーンでもっとも有名なアーティストで、モアレコでのインストアライブも開催してくれた Morningdeer による100枚限定12inch!
前作『Concert on a Twig』から2年の歳月を費やして完成させた『BLUE FOR B.』は、これまでの荒削りな作風から一転、緻密に作り込まれた作品となった。これは、morningdeer自身が音楽家として成長したためだが、彼女の最大のチャームポイントである”あの声”はもちろん健在。
非常にマニアックな音世界ではあるが、 適度なポップさと独特のメロディライン、そしてアナログ・ライクな耳障りの良いサウンドがこの作品の強度の源泉になっている。まさにmorningdeerにしか創り出せない唯一無二の世界といえるだろう。
2013年4月には待望の初来日コンサートを行ったmorningdeer。本国ハンガリーで演奏しているバンドスタイルではなく、MAX/MSPを高次元で操るBalint Bolcsotの2人によるパフォーマンスだったが、morningdeerの強烈な存在感に多くのオーディエンスは圧倒された。 彼女のようなインディーズ・アーティストとしては珍しく、観客には著名なミュージシャンやレーベル・オーナーなどの音楽関係者が足を運んだ。ムーンライダース/ビートニクスの鈴木慶一氏もそのひとりで、コンサート終了後に彼女に直接賛辞を送っていた。
さて、本作『BLUE FOR B.』はmoriningdeerの妹に送る作品である。最後の「B.」は妹の名前の頭文字だ。morningdeerの音楽に対する探究心は凄まじく、前作『Concert on a Twig』であれほどに独自の世界を表現する技量を持っていたにも関わらず、サウンド・メイキングやミキシングについては相当の研究を重ねていた。その成果が本作『BLUE FOR B.』には顕著に現れている。このハンガリーの鬼才、morningdeerの音楽を是非とも体験していただきたい。
【Track List】
01 Game
02 Allegra
03 Cannot Take That Lightly
04 Therapy
05 This time
06 That Song
07 My Treasure
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