Dry Cleaning 「Boundary Road Snacks and Drinks / Sweet Princess」
この商品のレビュー
2018年3月の時点で、彼らは6曲入りのデビューEP『Sweet Princess』をプロデューサーのクリスチャン・クレイグ・ロビンソンとTotal Refreshment Centreで僅か1日でレコーディングした。その2ヵ月後の2018年5月、バンドはダルストンのShacklewell Armsで初ライヴを行い、同年8月にEPをリリース。『Sweet Princess』は衝撃的なデビュー作で、目まぐるしく落ち着きのない楽器演奏と、フローレンス・ショウの辛辣なヴォーカルが、ウィットに富んだ観察と社会批判を風刺的なコラージュで聴かせるものであった。さらにその2ヵ月後には、6曲入りの『Boundary Road Snacks and Drinks』 EPをリリース。このEPは、ベーシストのルイス・メイナードの実家であるサウス・ロンドン(シドカップ)にあるバンドのリハーサル・スペースへのトリビュートとして名付けられたもので、セッションの合間に4人の仲間を支えてくれたメイナードの母スーザンの手料理にも敬意を表している。「Sit Down Meal」や「Viking Hair」といったシングル曲を収録した『Boundary Road Snacks and Drinks』は、『Sweet Princess』の力強い相棒とも言える作品だ。両者には、同じような漲るエネルギーがある。 これらのEPが制作されたのと同じ環境で生まれたのだから当然といえば当然だが、その環境はバンド形成期に大きな影響を与えたのだった。
国内盤CDに解説書・歌詞対訳・ボーナストラックを追加収録。
【Track List】
01. Dog Proposal
02. Viking Hair
03. Spoils
04. Jam After School
05. Sombre One
06. Sit Down Meal
07. Goodnight
08. New Job
09. Magic of Meghan
10. Traditional Fish
11. Phone Scam
12. Conversation
+Bonus Track for Japan
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