FILFLA「froliction」
この商品のレビュー
ライヴでのバンド編成が反映されてか、多彩なゲストを起用により、サウンドがよりカラフルに、そしてよりダイナミックにパワーアップ。
2007年に12Kからデビューした女性アーティスト、moskitooの透明感のあるヴォーカル(歌詞も担当)と、ジョアンナ・ニューサムのサポート・メンバーとしても有名なRFの加工され、楽器のように響くヴォーカルをかなり印象的にフィーチャー。
宇多田ヒカル、YUI、吉井和哉、いきものがかり他の作品からFILFLAのライヴ・メンバーやダブエレクトロニカ・バンド、miimoのメンバーとしても幅広く活躍するドラマー、佐治宣英のパワフルなドラミングがこれまでの彼の作品との違いを決定付けている。
勿論、杉本自身メンバーの一人でもあるminamo(スウェーデンのバンド、テープとの共演盤『バーズ・オブ・ア・フェザー』も記憶に新しい)のメンバーも参加している。
日本に於けるエレクトロニカのオリジネイターの一人であり、英『THE WIRE』誌での年間ベスト・アルバムに選出されたり、海外ツアーを行う等、常にトップランナーとしてシーンを牽引する彼が、自身のキャリアを総括し、現在のエレクトロニカ、ポストロック・シーンの最良な部分を更にスケールアップしたかのような大傑作アルバムを世に放つ!!
01. TICKING
02. WST
03. CUBBY
04. PINE
05. LUMO
06. FOR
07. SOME FROLICS
08. KICKINGKEY
09. MINIWORDS
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