LE TON MITÉ (ル・トン・ミテ) 「Kumokokudo(クモコクド)」
この商品のレビュー
1973 年、米アーカンソー州に生まれ、成長してワシントン州オリンピアの名門エバーグリーン・カレッジの門を叩き、Kレコーズ/キル・ロック・スターズ周辺の紳士たち(キャルヴィン・ジョンソン、ディアフーフ、フィル・エルヴラム、カール・ブラウら)と邂逅。
音楽と活版印刷の職人として名を上げるも、その後ベルギーに漂着してクラムド・ディスク勤務のかたわらホテル・ラスティークなるゲストハウス兼ギャラリー印刷工房を運営、ユーモラスなパフォーマンスとカラフルなファッションで世界を旅するマルチ・タレント、マクラウド・ズィクミューズのソロ・プロジェクト=ル・トン・ミテの最新作。
そのスジの方には知られている通り、2008 年と2010 年に来日してマヘル・シャラル・ハシュ・バズやダルガリーズ、テニスコーツやyumbo らとの交流を温めたマクラウド叔父、その経験と交歓は本作をして「雲国土」なるユートピアを夢想させたのでした。
時折、カタコトの日本語も織り交ぜながら、英語/仏語の歌詞をメインにキュートなアヴァン・ポップが何と37 曲。
俳句のような短歌のような、ゲスト陣も日本ではウィンドベルが紹介しているアールト(ARLT)からエロイーズ・ドゥカーズ、ほかにもロンリー・ドリフター・カレンのマーク・メリア・ソルヴェリウスやオケ(Hoquets)のフランソワズ・シュルツなどが参加したベルギー〜フランス界隈の新たなアヴァン・ポップの好サンプルにもなっている。
01. Le Vent souffle donc les feuilles dansent
02. Le Pain
03. Pavillon
04. Carré
05. Go Yen
06. I Grec
07. Le Canard
08. Abricot d'argent
09. La Nuit avant le jour où on hurle le nom de la ville dans les rues
10. Institut franco-japonais du Kansai
11. Osmanthus Fragrans
12. The Bird
13. La Brèche
14. Caillou
15. Foire de poterie
16. Thermes
17. Les Nouilles
18. La Mer nous appelle
19. Bears
20. Ombrage
21. Personne n'a compris
22. Train à 5 heures
23. Volcan
24. Volcan (live)
25. Ganja
26. Une Histoire de la soupe
27. Aube
28. On était les dieux
29. Bises
30. Autel Rustique
31. Café Carré
32. Sanbesan
33. Nuit Blanche
34. Les Corbeaux et le feu de Saint-Elme
35. Le Dernier Jour
36. Le Vent (outro)
37. Les Frites
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