Ulises Conti「Los efímeros」
この商品のレビュー
「儚きもの」と題された10の小さな楽章は、ブエノスアイレス・ウシナデルアルテの講堂で、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ダブルベース、フレンチホルン、トロンボーン、トランペット、ファゴット、ハープ、ティンパニ、合計15人の演奏家たちによって録音。IDM、アンビエント、フィールドレコーディングからソロピアノまで、あらゆる彼の音楽性の変遷とその長い道のりに対する回答とウリセス自身が話すように、作曲家の最も古典的な側面を象徴するようなロマンティシズムに溢れています。深い静寂とスケールの大きなロングトーン、映像喚起力の高いウリセスならではのエレガントで鮮烈な器楽彫刻作品です。
長年にわたり、ウリセスは、議事堂でのパフォーマンス、レクチャー、サウンド・ウォーク、コンサートなど様々なソロ・プロジェクトを開発し、育ててきました。そしてまた、ダンス、映画、演劇のための50以上のサウンドトラックとのコラボレーションでも活動しています。それでもなお、『Los Efímeros』は彼のネオ・クラシカルへの声明であり、フレンチホルンやファゴットなど、およそ昨今のムーブメントでは忘れ去られた楽器へのウリセスの愛を表現しています。
【Track List】
01 Obertura
02 Preludio
04 Lied
05 Interludio
06 Divertimento
07 Fantasía
08 Promenade
09 Impromptu
10 Elegía
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